写真師徒然〜小川保の写真的日常〜

水をテーマに撮影を行っている、写真師・小川保のブログです。ファインダーを通して見つめた日々のことを書きつづります。
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趣味や道楽ではないので……
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    以前、4月10日の徒然「相性っていわれても…」でお話したカメラのトラブルが改善されず、複数のコンパクトフラッシュでカメラがフリーズして「CHA」や「FOR」という表示が現れる症状がでるので、再度、プロサービスに持ち込みました。
    結局、コンパクトフラッシュとカメラの相性の問題ではなく、
    CFカード認識不具合ということで、カード着脱機構部の部品交換ということで一応の解決となりました。
    修理ついでプロサービスの担当の人と雑談になった。

    【担当者談】
    銀塩のカメラはちゃんと整備や調整されていれば、いわゆる「一生モノ」として使い続けることができたが、デジカメはちょっと勝手が違うんです。
    デジカメの場合は、後から出る製品のほうが高性能・高画質、しかも低価格だったりするのである程度の買い替えが必要になる。



    確かにおっしゃるとおり。

    銀塩の場合は画質を決定付けるのはフィルムとレンズである。
    カメラボディの役割はフィルムの給装と露出の制御だ。
    カメラを使う側がスペックに納得し、撮影条件ごとの露出傾向を把握していれば何の問題もなく、それこそ「一生モノ」であった。
    ところが、デジカメとなるとカメラそのものにフィルムに相当するCCDやCMOSといった撮像素子が組み込まれ、光の信号をアナログ→デジタルに変換し、カメラ内の画像処理エンジンで演算し、記録媒体に書き込むという仕事を「カメラ」がこなすようになった。

    「写真を撮る」という行為そのものは変わらないが、カメラに求める仕事の役割が増え、画質や画像処理速度という性能をカメラに求める必要があるのがデジタルカメラなのだ。そしてそれらの性能はパソコン同様、年々高性能のものが低価格で求められるようになる。

    「一生モノ」ではなく、数年で買い換えなければならない「カメラ」という道具。「プロの仕事として最高の機種を使う」というのはしごく当然のようだが、逆にプロである以上、数十万円の道具を何年で償却するかというコストを考慮しなければならない。加えて、後発機種の高性能・低価格化なども熟慮し価格や機種の位置付けにとらわれない選定も必要だ。
    現状、ニコンのデジカメ場合。D2Xsという数十万円の最高位の機種があるが、その後に発売されたD200という十数万円の中堅の機種のほうが(全てではないが)後発なため優れた性能の部分もある。
    といった具合に「何でも、高きゃイイ」ってもんではないのだ。

    趣味や道楽でないのだから…場合によっては金に糸目つけちゃいます(笑)



    【2007.05.24 Thursday 00:10】 author : tamon-s | 機材のおはなし | comments(0) | - | - | - |
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