写真師徒然〜小川保の写真的日常〜

水をテーマに撮影を行っている、写真師・小川保のブログです。ファインダーを通して見つめた日々のことを書きつづります。
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陸撮用カメラの防水対策
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    JUGEMテーマ:写真
     今期のクジラ撮影まであと13日。
    ご一緒に参加される皆さんは準備着々でしょうか?

    小川はというと…
    カメラの準備、器材の準備、フォトセミナーの準備など
    やらなければならないこと山盛りなのに、
    出発までにやっておかなければならないこと山盛りで
    まだまだ手付かずorz

    とは言っても、撮影が気になる今日この頃。
    今回は
    陸撮用カメラの防水対策について…
    です。

    pro

    カメラに被せてある黒いヤツが「カメラ用レインジャケット」(写真:冨樫敬)

    船の上からの撮影となると、
    船べりから立ち上がる波しぶきや天候急変による雨などカメラの防水対策が必要です。
    というわけで、カメラバックに必ず忍ばせておきたいのが「カメラ用レインジャケット」
    【ニコン・レインジャケットプロフェッショナルS】
     カメラ用のレインジャケットといっても様々なタイプがあります。
    小川はニコンの純正のタイプを使っていました。
    ニコンのプロサービスのカウンターで簡単に買えるってのもあって。
    んps

    ニコン、レインジャケットプロフェッショナル S
     装着方法はレンズ前面の周囲をベルクロのベルトで固定し、ジャケットのファインダー部のネオプレーン地の穴に専用アイピースを取り付けたカメラのファインダーを引っ掛ければOK。

    これの優れている点は…
    カメラの背面と上部のデーター表示される部分が透明な窓になっているので確認がしやすい。
    (ま、全部透明な素材にすれば良いじゃんなどと突っ込まないように…)
    ナイロンの薄い生地なので、わざわざジャケット内に手を入れなくても、上から握って撮影ができる。
    ストラップをちゃんとした位置から通せる構造なので、ジャケット装着後も普通に肩掛けができる。
    (製品によってはストラップの通せない物もあります)

    とまあ、必要にして十分なのですが、最大の欠点があります。

    というのは…

    生地が水を通す!染みてくる!

    ってorz...何のためのレインジャケットなんでしょう???
    フラッグシップ機は生活防水だから???でしょうか?
    使う生地を工夫(ってほどじゃないけど)して防水性のあるものを使えばいいのに…
    あ、ある程度カメラが壊れるようにするため…(って、オイ!)

    とにかく、染みてきます。

    雨の中、クジラが潜ってしまい、次の浮上を待つ間の出来事…
    5分周期で上がるクジラは潜ってしまった後、次の5分後の展開を期待してカメラを持って待ちます。
    雨の中、2分経ち…3分が経ち…4分。
    そろそろ次の浮上に備えてカメラを構えなおそうとして、何気にカメラを見ると……
    ピッタリとレインジャケットがカメラに引っ付いている・・・・ん?ん?
    ゲッ!カメラが濡れてるジャン!
    一緒に購入したツアーリーダーのC氏が
    C氏「小川君、これ濡れてるじゃん・・・」
    小川「ですね……」

    と言うわけで、使用感は良いが水を通すレインジャケットです。
    そうは言っても、物持ちの良い写真師・小川。
    この(防水性以外の)使用感の良さと純正のカッコ良さから数年前まで使っていました。
    使い方のコツは……
    シーズン前に防水スプレーをしこたま吹き付ける!
    そう、「しこたま」です。スプレーしながら滴るくらい…
    あの時の恐怖を脳裏に蘇らせながら、まるで何かの敵のようにしこたま。

    ※これは小川が購入した当時の製品を実際の経験としてレポートしたものです。
    もしかすると素材の見直しなどで改良しているかもしれません。


    【運命の出会い…オプテック レインスリーブ】
    2年前のクジラシーズン前、
    ヨドバシカメラで消耗品の買出しをしつつ
    例の「水を通す純正レインジャケットプロフェッショナル」←名前は立派!
    のこともあるので、なんとなくカメラのレイングッズ売り場を見ていた。
    どれも微妙な感じで、これは!っと思うのは暴利に高かったりする。
    と、その時、目に付いたのがコレ!

    オプテック(OP/TECH)レインスリーブ

    ただのビニールです(笑)。
    がひじょうに使いやすい。
    透明ビニールなのでカメラ上部、背面の液晶はもちろん、各部のダイヤルの状態も一目で分かる。
    透明ビニールなので手を通すことなく上からシャッターを切ることも可能。
    透明ビニールなので収納もコンパクト。
    透明ビニールなのでリーズナブル。
    余計な裾もないので、強風時でも扱いやすい。

    というわけで、見てくれはともあれ2年前から愛用してます♪

    デジカメWatchでのレポートはこちら

    ちなみに…
    このレインスリーブ、小川は撮影以外にもたいへん役にたちました。
    というのは…
    去年の5月…
    自転車に乗っていたら、乗用車が小川を追い越し際にいきなり左折してきて接触事故!
    右腕を骨折し肘から下をギプスで固定されてしまいました。
    そんな時にお役に立ったのがこの「レインスリーブ」。
    何に使うかというと…
    シャワーの際にギプスを覆うカバーとして大活躍!
    ちょうどL字型の筒になっているので固定された肘の角度にピッタシ!
    まさかこんな事につかえるとは夢にも思いませんでした(笑)


    【クジラ撮影用レインカバーのワンポイント】
    ・海上では風が強いことがあるので裾が長いものはバタつくのでNG!まとめて縛るなり、機材に合わせてカットするなりの工夫を…

    ・タイプによっては撮影者の上半身までも覆ってしまうものもありますが…。
    damedame1
    これ、イラストは快適そうだけど、クジラ撮影には向いていないと思います。
    外気と自分の熱気との差、さらに自分の呼気で曇りまくります。さらに風があると全体がバタつき、最悪、風の巻き込みで下から水が吹き上がります。なので、状況に合ったものを使いましょう。

    ・ビニールテープを活用しよう!どのカバーもレンズ部分はベルクロや紐などで固定するようにできてはいるものの、撮影中は緩んでしまい気が着くとレンズがむき出しになったり、逆にレンズがカバーに埋もれてしまったりすることがある。というわけで、レンズ先端部、あるいはフード部分にビニールテープでぐるぐる巻きにしてしまうのが簡単確実。手間はかかるが撮影中のストレスは少ないほうが良い。

    ・揺れている船上、クジラ撮影の状況などのなか慌ててレインカバーの装着はタイヘンです。事前に自分のカメラと合わせて、装着に慣れておきましょう。

    ・レインカバーを装着すれば安心ですが、やはり着けてないほうがカメラの操作性は断然良い!レインカバーを着けるか着けないか…つけている場合はいつ外すか…といったタイミングはその時の天気、風、海況を見極めて判断で……。
    【2012.01.19 Thursday 18:36】 author : tamon-s | クジラ撮影 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
    コメント
    小川さん、はじめまして!FBの書き込みから来ました。今年のホエールウオッチ、後半の4日間参加させていただきます。いろいろとご教授よろしくお願いします。レインカバーですがビニール製を調達した上でNIKONのものを購入したんですが、読ませていただく限りNIKONの方は必要なかったようですね〜
    【2013/01/19 1:00 PM】 小林 |
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